みづたび 勝浦Ⅳ・いすみ
もくてき
「海辺でのんびりしたい!」
みづたび旅行記
勝浦編
特急新宿さざなみ
新宿駅南口コンコースのNewDaysでは、シンカンセンスゴクカタイアイスこと、スジャータのカップアイスが売られている。新幹線みたいにカッチカチではないけれど、濃厚なバニラの味がおでかけの気持ちを高めてくれる。気がする。館山行だけど、乗るのは途中の木更津駅まで。
内房線・外房線
2021年ダイヤ改正から始まった、木更津〜上総一ノ宮間での直通運転。全部乗り通すと2時間を軽く超えるんだとか。
ボックスシートを確保して、木更津で補給した麦風炭酸ジュースを。一緒に買ったベーコン風おつまみが美味しくて、後日Amazonでまとめ買いしてしまった。
房総半島をぐるっと回って、外房線の勝浦駅へ。新しい車両前面のドット柄かわいくて好き。
勝浦
まだ初夏(梅雨)といったところだけど、真っ青な空、海にはサーファーがたくさん。なつだ。
東灘醸造
勝浦駅から海を眺めつつ徒歩15分ほどのところにある東灘醸造。いつも泊まってるゲストハウスで出してくれていたから、行ってみたかったのだ。
ラインナップは地元向けの東灘(あづまなだ)と、微発泡系の鳴海(なるか)。どちらもとっても好みで、またリピートしたい。
外房線②
1時間後の次の列車にて、一駅おとなりへ。鵜原駅は鵜原海岸や鵜原理想郷の最寄駅。理想郷と名前は謎なこちらは、リアス式海岸を眺められる絶好のプチハイキングスポットだったり。今回は暑かったからまた今度。
ファミリーレストランこだま
勝浦タンタンメンはめちゃくちゃ辛いことで有名だけれど、こちらのお店のはマイルドな辛さでとっても食べやすく、ハーフサイズがあるのもありがたい。
あと、今までずっと気になってたマーボー丼も一緒に。ザ街中華って感じの味でうまうま。
鵜原海岸
リュックの半分を占拠していた、キャンプいすを組み立てて、のんびりモード。さざなみと子供たちが遊ぶ声をBGMに読書、しあわせのひととき。
お茶の間ゲストハウス
鵜原駅と上総興津駅の真ん中あたり、守屋という地区にあるゲストハウス。古民家を改装したお宿で、縁側からは電車や、その向こうに海が見える。ひたすらぼーっとしてるだけで時間が過ぎる。
基本ゲストハウスのごはんは持ち込みが多いけど、こちらはオーナーさん手作りなお料理をいただける。夜ごはんは定番かつおのお刺身、にごり酒なるものを初めて飲んでみたり。朝ごはんにはアジの干物。焼きたてあつあつ、ほのかな塩っけが美味しい。
いすみ編
外房線③
次の日。お茶の間ゲストハウスから徒歩10分ほどで、最寄である上総興津駅に到着。つい最近まで6両や8両の列車が来ていたのに、たった2両になってしまった……
なお輸送量はちょうどいい模様。
ふじや
大原駅目の前にある定食屋さん。今回お宿でいただけなかった、なめろうをいただく。薬味と一緒に刻まられたアジのなめろう、ご飯が一瞬で消える。
いすみ鉄道
急行列車!いわゆる国鉄の“キハ”と呼ばれる車両で運行される。後ろの半分はレストランとして特別営業中で、一般の客は前の車両にのみ乗ることができた。
至る所に感じる昭和というやつ。かつては国鉄に準急列車があった時代もあるんだとか。
途中10分ほど停車する駅にて。雨がぽつぽつと降ってきて、まさにあじさいが見頃な季節。
冷静に考えてみたら、JRでも急行列車はほぼ死語になっていた。
小湊鐵道 ゴール
小湊には行かないことで有名な路線。いすみ鉄道で観光用と化したキハに乗った後に何なのだけど、こちらはすべてガチ昭和な気動車がバリバリの現役で活躍している。
よく揺れるレトロな列車の中でうとうとして、あっというまに終点五井駅。乗り換えて千葉まではもうすぐ。
おしまい!